建材販売伸び売上高最高 大建工業第1四半期

 大建工業が9日発表した2020年3月期第1四半期(19年4~6月)の連結決算は、持ち家需要の高まりで建材販売が伸び、過去最高の売上高を記録した。経常、純利益は2期連続の減少で、原材料コストの上昇や人材不足に伴う人件費の高騰が利益を押し下げた。

 売上高は前年同期比5.2%増の438億3600万円、経常利益は16.1%減の16億2700万円、純利益は20.4%減の10億1200万円だった。

 事業別の売上高は、素材が2.6%増の151億600万円、建材が11.0%増の228億4300万円、エンジニアリングが21.3%増の37億8300万円となった。

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