消防の仕事に理解 富山で防火のつどい

消防活動レースを楽しむ児童=富山市消防局・富山消防署合同庁舎

 富山消防署(吉田辰義署長)は25日、富山市今泉の市消防局・富山消防署合同庁舎で「B・F・C防火のつどい」を開き、少年消防クラブ員が楽しみながら防火について学んだ。

 管内の23小学校から児童・教員160人が参加。4班に分かれ、ホースでの放水やはしご車試乗などのコーナーを回った。

 今回初めて複数の活動を体験できる「消防活動レース」を行い、各校が平均タイムを競った。丸まったホースを床に転がして真っすぐ伸ばす作業に手こずる児童もおり、仲間から「頑張れ」「惜しい」などと声が上がった。救助訓練見学や消防音楽隊による演奏も楽しんだ。

はしご者に試乗する児童
ホースでの放水を体験する児童
ロープ渡りの体験を楽しむ児童
「火事だー」と叫ぶ声の大きさを競い合う児童

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