薬剤師の仕事体験 県内の薬局で中高生

シロップ剤を模擬調剤し、容器にラベルを貼り付ける生徒ら

 県内の中高生に、薬剤師の仕事に対する理解を深めてもらおうと、県の「薬剤師のお仕事体験学習」が25日、各地の薬局などで始まった。初日は、県内28カ所の薬局で、中学生63人が調剤や薬の袋詰めなどを体験した。

 富山市婦中町板倉の西尾薬局婦中店では4人が参加。模擬処方せんを基に錠剤に見立てたラムネを計量して袋詰めしたり、ウーロン茶とガムシロップを使ってシロップ剤の模擬調剤を体験したりした。

 体験学習は8月9日までに計10日間あり、薬局のほか県薬事総合研究開発センター(射水市)や各地の病院で、計165人が学ぶ。

ウーロン茶とガムシロップを計量してシロップ剤の模擬調剤を体験する生徒
薬剤師(左)に説明を受けながら、錠剤に見立てたラムネを計量する生徒
2種類の塗り薬を専用のヘラで混ぜ合わせる生徒ら
薬剤師(右から2人目)に錠剤の計量について説明を受ける生徒ら

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