幻想的な明かりが街並み包む 滑川でベトナム・ランタンまつり

旧宮崎酒造内では幻想的な明かりを放つランタンがぶら下がり、来場者が撮影を楽しんでいた

 滑川市の歴史的な街並みを幻想的な明かりで彩る「ベトナム・ランタンまつりinなめりかわ」が10日、同市瀬羽町の国登録有形文化財、旧宮崎酒造一帯で始まった。10回目で、過去最多の400個のランタン(ちょうちん)が飾られ、来場者が異国情緒を楽しんだ。11日まで。

 ランタンまつりが有名なベトナムの港町ホイアンと瀬羽町の雰囲気が似ていることから、市民や地元商店主らでつくる実行委員会(下村克巳委員長)が毎年開いている。

 旧宮崎酒造内にはカラフルなランタンがぶら下げられ、来場者が写真撮影を楽しんだ。通りでは、伝統衣装アオザイのファッションショーや現地の伝統スポーツ「ダーカウ」の体験があった。ベトナムの料理や雑貨の屋台も並んだ。北日本新聞社後援。

歴史的な街並みをカラフルなランタンが彩った
通りは日中から大勢の人でにぎわった
ランタンが多数ぶら下がった撮影スポットで記念撮影に納まる来場者
ファッションショーでは、鮮やかなアオザイに身を包んだ参加者が笑顔で通りを歩いた
ダーカウに挑戦する子ども
ベトナムの味を楽しめる屋台がたくさん並んだ

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