氷見市海浜植物園の「親子とんぼ教室」の本年度最終回が10日、同市柳田の同植物園で開かれ、市内の小学生と保護者約20人がトンボの標本作りに挑戦した。
参加者は、7月にイタセンパラ池や乱橋池で行われた教室で捕まえたシオカラトンボやイトトンボなどを使って標本作りに取り組んだ。栗山静子さん(同市阿尾)らが講師を務め、子どもたちはトンボの体に傷を付けないように丁寧にピンを刺して標本箱に並べた。朝日丘小学校2年の中澤世梧君(7)は「きれいな羽のチョウトンボがお気に入り。うまく作れた」と完成を喜んだ。
この日は閉会式もあり、参加者に修了証が贈られた。同教室は6月から計4回開いた。