ランパード監督が「チェルシーとお別れした試合」スタメン11人覚えてる?

ついに開幕を迎えた2019-20シーズンのプレミアリーグ。チェルシーはいきなりのビッグマッチとなり、11日夜にマンチェスター・ユナイテッドと対戦する。

今季から監督を務めるのはチェルシーのレジェンドであるフランク・ランパード。彼がスタンフォード・ブリッジで盛大に送り出されたのが2014年5月のノリッジ・シティ戦だった。

その際のスターティングメンバーは誰だったか、振り返ってみよう。チェルシーのファンなら全員言えるだろうか。

マーク・シュウォーツァー

チェルシーに加入した時にはすでに40歳だったが、そこで初めてプレミア優勝を経験。そして退団後はレスター・シティへ移籍し、そこでも驚きのリーグ制覇を達成する。

2016年に現役を引退した後は母国オーストラリアへと戻り、現在は解説者として活躍。今年の女子ワールドカップでもメインのコメンテーターを務めた。

ブラニスラフ・イヴァノヴィッチ

2014年までチェルシーの重要な一員となっていたイヴァノヴィッチ。アントニオ・コンテ政権下で徐々に立場が低下し、2017年にゼニト・サンクトペテルブルクへと移籍している。

現在35歳となっているがまだゼニトで現役を続けており、チェルシーに所属していたユーリ・ジルコフとともにプレーしている。

ギャリー・ケイヒル

2012年にボルトンからチェルシーにやってきてから7シーズンに渡って所属し、キャプテンも務めていたケイヒル。しかし昨季はマウリツィオ・サッリ監督の下で全く出番が与えられなかった。

まだ33歳という年齢であることを信じられないほど実績がある選手。今夏フリーでクリスタル・パレスに移籍することが決まった。

ジョン・テリー

チェルシー伝説の主将ジョン・テリー。2000年に半年間ノッティンガムに貸し出された他はずっとスタンフォード・ブリッジで活躍し、レジェンドとなった。

2017年に退団して以降はアストン・ヴィラに加入したが1年での昇格に失敗し、退団してアシスタントコーチに就任。今季は指導者としてプレミアリーグに挑む。

アシュリー・コール

アーセナルから2006年にチェルシーへと加入。それから長く世界有数のレフトバックとして活躍を見せ、公式戦338試合に出場した。

2014年に退団した後はローマ、LAギャラクシー、そしてダービー・カウンティでプレー。今夏現役引退を決断し、大使としてチェルシーのプレシーズンツアーに同行した。ランパード監督はスタッフ入りを求めているらしいが…。

ネマニャ・マティッチ

2011年にダヴィド・ルイスと引き換えにベンフィカへと放出されたが、ポルトガルで成長を見せて買い戻されたのが2014年1月。ランパードの退団はその半年後のことだった。

チェルシー復帰後は2つのタイトル獲得に貢献し、2017年にマンチェスター・ユナイテッドへと移籍。オールド・トラッフォードでは未だ本領発揮とはいかず…。

フランク・ランパード

言わずもがなチェルシー現監督である。

モハメド・サラー

このノリッジ戦はランパードのチェルシーラストゲームであり、そしてモハメド・サラーにとっても最後のプレミアリーグにおけるスタメン出場だった。

彼は次のシーズンに3試合途中出場し、カップ戦でいくつかプレーしたあと、ローンでフィオレンティーナへと送られた。現在はリヴァプールでチェルシーを相手に牙を剥いている。

ウィリアン

このリストにおいて唯一いまもチェルシーに選手として所属している選手。そして驚くべきことに新しいナンバー10になった。

時には移籍の噂も出たものの、今も世界トップクラスのアタッカー。2019-20シーズンはかつての同僚の指揮で復活できるか。

アンドレ・シュールレ

モハメド・サラーと同じく、この次のシーズン前半でプレーした後、冬にドイツへと去っていった。

デ・ブライネのようにブレイクできる機会はあったように思うが、ヴォルフスブルクを経て加入したボルシア・ドルトムントで急激に失速。昨季はフラム、今季はスパルタク・モスクワに貸し出されることに。

デンバ・バ

デンバ・バが最後にチェルシーで出場したのがこのノリッジ戦だった。アンフィールドでリヴァプールの優勝の夢を砕くゴールを決めてから1週間後である。

セネガル代表のストライカーはこの夏にベシクタシュへと移籍し、それからトルコと中国を行き来している。現在はイスタンブールBBに所属。

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