バスケ日本代表「地元の星」田中大貴選手の雲仙後援会

「田中選手頑張って」。設立総会でエールを送る会員ら=雲仙市、小浜公会堂

 長崎県雲仙市小浜町出身でバスケットボール日本代表として活躍する田中大貴選手(27)の雲仙後援会の設立総会が10日、同町の小浜公会堂であった。ワールドカップ(W杯)のパブリックビューイングを実施することなどを決めた。

 田中選手は市立富津小2年の時にバスケットを始め、小浜中から長崎西高に進学。東海大では全日本大学選手権などで活躍し、現在はプロチームアルバルク東京に所属。31日から中国で始まるW杯や、来年の東京五輪での活躍が期待されている。

 総会には約30人が出席。田中選手が通った小浜幼稚園(現・小浜こども園)の森下晃英園長(61)を初代会長に選出。森下会長は「大貴君は地元の星。世界を相手に頑張る姿を市民や子どもたちにも知ってもらい、健全育成につなげたい」とあいさつ。田中選手は「応援ありがとうございます。W杯頑張ります」とコメントを寄せた。

 今後の活動計画として、9月1~5日のW杯日本戦3試合のパブリックビューイングを同町内で開く。また、10月から始まるBリーグ公式戦の観戦ツアーなども企画。会員募集は近く開設するホームページで行う予定。

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