幻想の相倉合掌集落 12日からライトアップ

ライトに照らされ、木々の濃い緑と共に山あいに浮かび上がる合掌造り集落(写真部・吉田博昌)

 南砺市平地域の世界文化遺産・相倉合掌造り集落のお盆のライトアップを前に11日夜、試験点灯が行われ、木々の濃い緑の中に山里が浮かび上がった。12日から14日まで3日間、日没後に午後9時まで照らす。

 日が沈むとともに、合掌造り家屋18棟をはじめ、かやぶきの寺、神社、屋敷林、棚田がほんのりとした明かりに照らされた。居合わせた観光客は幻想的な世界を満喫していた。

 お盆のライトアップは観光客や帰省客に夕涼みしながら合掌造り集落の景色を楽しんでもらおうと行っている。

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