ベロダイン・ライダーが自律システム向けに画期的なセンサー「Puck 32MR™」を発表

モバイルロボットやシャトルなどに高解像度のリアルタイム・ライダー技術を提供

米カリフォルニア州サンノゼ--(BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤ) -- ベロダイン・ライダーは本日、自律産業の主要市場に対応するために、Puck 32MR™(パック32MR)センサーを発表しました。この製品により、産業車両、ロボット、シャトル、無人航空機(UAV)を含む低速自律市場向けに、コスト効果の高い知覚ソリューションを提供します。Puck 32MRは、ベロダインの特許取得センサー技術の強固なポートフォリオを拡充し、豊富な知覚データを中距離アプリケーションにもたらします。

Puck 32MRは、ベロダインの特許取得済みのサラウンドビュー知覚機能に加え、120mの測定距離と40度の垂直視野角を誇り、未知の動的な環境でもナビゲーションを可能にします。Puck 32MRは、あらゆる照明条件下でノイズを最小限に抑えた高解像度の点群を生成し、横断歩道、路肩、車両、歩行者、自転車、障害物を正確に検知できるため、路上のほか、商業・産業用途で安全かつ効率的な運転を可能にします。このセンサーは、卓越した知覚性能に加え、信頼性と耐久性をコンパクトなフォームファクターで提供します。

ベロダイン・ライダーの最高技術責任者(CTO)のアナンド・ゴパランは、次のように述べています。「当社の幅広いライダー製品にPuck 32MRが最新製品として加わることを発表でき、誇りに思います。ベロダインは、自律ソリューションを世界規模で実現するライダー技術の革新に継続的に取り組んでいます。お客さまが手頃な価格の中距離センサーを求めていたことを真摯に受け止め、そうしたニーズに対応できるこの製品を開発しました。当社はお客さまのニーズを満たすように努力していますが、Puck 32MRは、進化し続ける業界で当社が柔軟に対応していることをあらためて示しました。」

Puck 32MRは電力効率に配慮して設計されているため、広範な温度範囲と環境条件で能動的に冷却することなく車両の動作時間を延長できます。本センサーは、実証済みの905ナノメーター(nm)とクラス1のアイセーフ技術を使用しており、ベロダインの最先端製造施設で組み立てています。Puck 32MRは拡張性を備え、大口顧客のために魅力的な価格設定となっています。ベロダインは、北米、欧州、アジアでセンサーに関する世界クラスの技術サポートを提供しています。

ベロダイン・ライダーについて

ベロダインは、自律性と運転支援のためのスマートで強力なライダーソリューションを提供しています。カリフォルニア州サンノゼに本社を構えるベロダインは、画期的なライダーセンサー技術のポートフォリオで世界的に知られています。ベロダインの創業者で最高経営責任者(CEO)のデビッド・ホールが2005年に、Velodyne Acoustics(ベロダイン・アコースティクス)の一部としてリアルタイム・サラウンドビュー・ライダー・システムを発明し、自動車、新しいモビリティー、マッピング、ロボット工学、セキュリティーなどの分野で認知と自律性の機能に革命をもたらしました。ベロダインの高性能製品ラインには、コスト効果の高いPuck™(パック)、汎用のUltra Puck™(ウルトラ・パック)、自律性を前進させるAlpha Puck™(アルファ・パック)、ADAS向けに最適化されたVelarray™(ベラレイ)、画期的なドライバー支援ソフトウエアのVella™(ベラ)を含め、広範な検知ソリューションがあります。

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