ドジャース・柳が好投で12勝目 防御率は驚異の1.45

【ダイヤモンドバックス3-9ドジャース】@ドジャー・スタジアム

ドジャースは、故障者リストから復帰して初めての登板となった柳賢振(リュ・ヒョンジン)が安定感抜群のピッチングを展開。7回91球を投げて被安打5、奪三振4、与四球1、無失点という見事なピッチングで今季12勝目(2敗)をマークし、防御率は1.53から1.45まで向上した(もちろん両リーグベスト。2位はブレーブスのマイク・ソローカの2.32)。一方、ダイヤモンドバックス先発のマイク・リークは、移籍後2度目の先発登板となったものの、4本塁打を浴びるなど5回10安打8失点で今季9敗目(9勝)。ダイヤモンドバックスは勝率5割に逆戻りとなった。

初回にジャスティン・ターナー(18号2ラン)とコディ・ベリンジャー(38号ソロ)の二者連続アーチで3点を先制したドジャースは、2回裏にジョク・ピーダーソンのタイムリーで1点、3回裏にウィル・スミスの7号2ランで2点、5回裏にターナーの19号ソロとスミスの犠牲フライで2点を追加し、8点をリード。柳が7回無失点で降板したあと、2番手のイミー・ガルシアが8回表にエドゥアルド・エスコバーの26号ソロで1点を失ったものの、8回裏には敗戦処理として登板した捕手のアレックス・アビラから無死満塁のチャンスを作り、ガルシアの併殺打の間に1点を追加した。9回表には3番手のJTシャーゴワがニック・アーメッドに12号2ランを浴びるも、後続3人を打ち取って試合終了。ターナーとスミスはそれぞれ2安打3打点をマークし、チームの勝利に貢献した。

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