魚津埋没林博物館は12日、魚津市釈迦堂の同館で、目の錯覚で立体的に見える「3Dアート」の体験ワークショップを開いた。3Dアーティスト・絵本作家の永井秀幸さん(大阪)が、飛び出して見える絵のこつを伝授した。
同館では8月から3Dアート3点の常設展示を始め、11日には新たに2点が加わった。いずれも永井さんが原画を描いた。
体験は市内の小中学生を対象に開催。永井さんは鉛筆の濃淡を駆使し、紙から飛び出して見える手の絵を描き、手本を見せた。「角度と影がポイント」と話し、子どもたちや保護者に描き方をアドバイスした。