台風10号は超大型に 6メートルを超える危険な波に警戒

13日(火)は台風10号の影響が大きくなり始めるでしょう。
台風は超大型となり、本体から離れていても、西日本から東日本の太平洋側は、山沿いの南東斜面を中心に大雨となるおそれがあります。日本海側は晴れる所が多いですが、14日(水)以降天気が崩れてくるでしょう。
台風10号はこの後、14日から15日(木)にかけて、強い勢力で西日本に接近、上陸するおそれがあります。

そして、既に波の影響は出始めています。小笠原諸島や南西諸島では、うねりを伴い大しけとなっています。西日本から東日本の太平洋側でも風が強まり、大しけとなる所があるでしょう。
大しけとは、6メートルを超える波のこと。6メートルというと車用の信号機よりも高く、実際にはこれよりも大きな波が来ることがあり非常に危険です。

夏休みの方も多いと思いますが、海でのレジャーは控えた方がよさそうです。

気象予報士・遠藤 昌樹

画像について:13日午前3時の台風10号の位置と進路予想。

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