ごみ不法投棄の消防士長を減給 消防マニュアルで発覚

平塚市役所

 平塚市消防本部は13日、大磯町内の山中にごみを不法投棄した市消防署の男性消防士長(34)=同日付で依願退職=を減給2カ月(10分の1)の懲戒処分にした、と発表した。

 同本部によると、消防士長は7月1日午前5時ごろ、大磯町黒岩の町道に段ボールの空き箱約30個と衣類の入ったごみ袋3袋を捨てた。段ボール箱の中に郵便物や消防のマニュアルなどが入っていて発覚した。

 消防士長は「引っ越しのごみを捨てる場所がなくて困り、頭が回らなかった。今考えるとばかなことをした」と話している。大磯署は廃棄物処理法違反の疑いで調べている。

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