子連れ旅行が決まった!どんな準備をしたらいい?
子連れ旅行が楽しく進むかどうかはどれだけ念入りな準備をしたかによっても変わってきます。
子どもが生まれてからも年に5回は飛行機を使って旅行をしている筆者が、子連れ旅行の秘策をご紹介いたします。
今回は、旅行の準備についてです。
飛行機の便選びと座席指定
旅行が決まると飛行機の便と座席を指定すると思います。
まず、飛行機の便は、国内線では、お昼寝の時間にフライトが合うようにするのがおすすめ。
キッズスペースがある空港が多いので、時間に余裕をもって空港に行き、ひとしきりキッズスペースで遊ばせます。
それから飛行機に乗り込むと、機内のエンジン音で赤ちゃんは比較的スムーズに眠りにつくことができるでしょう。
国際線では、筆者は現地時間の夜に出発する便を選ぶようにしています。
夜出発の便だと、子どもは毎日寝ている時間には自然と眠くなるので、いつも通り眠ることができます。
国内線と同様に、出発時間より少し早めに空港に到着し、キッズスペースで遊ばせることで、心地よい疲労感の中で自然に入眠できるのではないでしょうか。
国内線でも、国際線でも、機内は寒くなることが多いので、子どものお気に入りのブランケットを持っていくとよいでしょう。
予約時には座席指定ができます。
筆者はいつもトイレの近くかつ、ギャレーと呼ばれる、調理スペースの近くの席を指定するようにしています。
子どもが小さいうちはおむつを交換することも多いと思います。
機内のトイレには、おむつ交換代がついているトイレとついていないトイレがあるので、おむつ交換の必要がある方は、座席指定の際によく確認してみてください。
ギャレーの近くにする理由としては、ギャレーの近くはCAが頻繁に通るので、座席にある客室乗務員呼び出しボタンで呼ぶまでもないような、小さなこともお願いしやすいからです。
ベビーカーは持っていくのか、持って行かないのか
ベビーカーを海外旅行に持っていくか行かないかは、子どもが小さいうちは出発前に悩むことの1つではないでしょうか。
筆者は息子が1歳でハワイに行ったとき、ベビーカーを持っていきませんでした。
案の定、息子はほとんど歩かずに、10日間毎日夫婦交代、抱っこひもで過ごすこととなったのです。
同期のCAに聞くとハワイでは、現地でバギーを調達する人も多いようです。
もちろん、この苦い経験を活かして、息子が2歳の時のニューヨーク旅行では、迷わずベビーカーを持っていくことにしたのです。結局その時はあまり使わなかったのですが……。
この経験から、1,2歳で歩くのがあまり好きではない子の場合、念のため、ベビーカーを持っていくことをおすすめします。
加えて、現地調達という選択肢もあるので、あまり心配しすぎる必要もありません。
持っていると便利な持ち物
機内で持っていると便利な、筆者おすすめの持ち物をご紹介いたします。
初めて目にする絵本初めて目にする絵本は、それだけで興味を引かれるので熱心に読んでくれます。筆者はいつも出発地の空港で購入してそのまま機内に持ち込んでいます。
おもちゃのパンフレットおもちゃ屋さんなどにおいてある冊子型のおもちゃのパンフレット。とにかく情報量が多く、軽くてボロボロになったら捨てられるのでとても便利です。
タブレットやDVDプレーヤー国際線では機内には個人用モニターが付いている機材も多いですが、国内線ではついていないことがほとんどです。その時ハマっているテレビ番組やアニメなどをダウンロードしてたくさんタブレットに入れておくと安心です。少し荷物になってしまいますが、DVDプレーヤーとDVDでもいいですね。
おしゃぶり普段からおしゃぶりを使っているという方は忘れずに持っていきましょう。筆者は子供が小さい頃、おしゃぶりを使っていなかったのですが、使っていた後輩によると、おしゃぶりをくわえるとすぐに泣き止むので、特に機内では便利だそうですよ。
お絵描きセット紙とペンがあるとお絵描きだけでなく、遊びが無限に広がります。筆者が好きなのはお絵描きしりとり。相手の描いた絵が何かを考えてしりとりをつなげていくのでなかなか頭を使い、大人も楽しめます。
荷物は3種類に分けよう!
荷物をパッキングするとき、筆者は3種類に分けています。
「貴重品用の小さめのバッグ」、「機内持ち込み用の大きめのトートバッグ」、「受託手荷物として預けるスーツケースなど」の3つです。
貴重品は機内でも肌身離さず持っていると安心です。大き目のトートバッグには上記でご紹介したような、機内で使うグッズを入れます。現地で使うものは預けて、できるだけ身軽な状態で飛行機に乗り込みましょう。
搭乗前の過ごし方
子連れでの移動は何かと時間がかかります。旅行のときも、時間には十分余裕をもって空港に到着したいですね。
空港のホームページには空港施設のフロアマップが載っていることも多いので、移動動線を確認しておくことも有効です。特にベビーカーで移動する場合はエレベーターの位置を確認しておくと便利ですよ。
ご自身のベビーカーはチェックインの際、受託手荷物として預けることになると思います。航空会社によってはチェックインカウンターから、搭乗口まで使える貸し出し用のベビーカーもありますので、係員に相談してみてくださいね。
準備万端で楽しい子連れ旅行を!
念入りな準備は、パパとママの安心感につながり、心から旅行を楽しむことができるでしょう。
次回は「フライト・現地編」の秘策をご紹介いたします。
せっかく旅行に行くのですから子どもはもちろん、パパもママもトラブルなく、楽しい旅行にしてくださいね!