暗い館内、恐怖ぞくぞく 17日、伊勢原市立図書館で怪談

怪談話が行われる夜の図書館(過去の開催の様子)=伊勢原市立図書館

 伊勢原市立図書館(同市田中)で17日、夏恒例のイベント「図書館の怪談」が開かれる。照明を消し、いつもと違う暗い雰囲気の館内で、怪談を聞いて恐怖を体感する。

 当日は火の玉の絵などが飾られる中、同図書館で活動している朗読ボランティアが、小泉八雲の「むじな」や、岡本綺堂の「西瓜」のほか、現代を舞台にした怪談や山にまつわる怖い話を読む。

 紙芝居で上方落語が原作の楽しい物語「じごくのそうべえ」も披露され、子どもから大人まで楽しめる構成にした。ことしは短編を増やし、計8話を予定している。

 同図書館の担当者は、「暑い日が続く中、図書館で怖い話を聞いて涼しくなってほしい」と来場を呼び掛けている。午後2時開演。入場無料。対象は小学生以上で、電話か、1階のレファレンスカウンターで申し込む。定員は、先着順で50人。

 問い合わせは、同館電話0463(92)3500。

© 株式会社神奈川新聞社