台風10号は広島県に上陸 雨風だけでなく高潮にも警戒を

15日(木)午後3時頃、大型の台風10号は広島県呉市に上陸し、中国地方を縦断しました。今後は日本海を通って、北海道へ進む見込みです。

台風10号の影響で、16日(金)は東日本から北日本を中心に非常に激しい雨が降り、局地的に猛烈な雨が降るでしょう。また、西日本も雨が残る一日となりそうです。
台風による総雨量は、多い所で1000ミリを超えるおそれがあります。土砂災害や低い土地の浸水、暴風や高波などに厳重に警戒してください。

また、15日は満月で、満潮と干潮の差が最も大きくなる大潮の日です。そのため西日本や東海では、16日にかけての満潮時刻を確認し、高潮にも警戒してください。

気象予報士・吉澤 巧

画像について:15日午後4時の台風10号の位置と進路予想。

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