村上信五が東京五輪メインキャスターに!「よくこんな関西弁のヤツを(笑)」

フジテレビ系で来年放送される「東京2020オリンピック」のメインキャスターを関ジャニ∞の村上信五が務めることが決まった。村上がオリンピックのキャスターを務めるのは初めてで、この大役に村上は「初めてオリンピックキャスターを務めるのが東京大会というのは、うれしさ半分、やはりちょっとドキドキ半分というのもあります。オリンピックに携われる機会はなかなかないので、非常に喜ばしくはありますけれども、いつもとは違うプレッシャーを抱えながらの挑戦ではあるかなと思っています」と意気込みを語った。

村上はこれまで、「村上信五とスポーツの神様たち」や「村上信五のスポーツ奇跡の瞬間アワード」「村上信五∞情熱の鼓動」など、同系スポーツ番組のMCとして競泳の瀬戸大也選手、陸上の山縣亮太選手、テニスの錦織圭選手、卓球の張本智和選手らトップアスリートを真摯(しんし)に取材してきた。これら取材で得たスポーツへの豊富な知識とアスリートに対する敬意と愛情を持った村上が、東京五輪の熱戦を伝えることになる。

村上は「当然これまで取材をさせていただいた方が出場する競技は全部見たいです!」と早くも待ちきれない様子。「錦織圭選手は2018年末にかなりお話をさせていただいたので、めちゃくちゃ気になる方の一人では当然あります。体操も、内村航平選手が出るとなったら、この目に焼き付けておきたいなっていうのはあります。僕と年が近い選手には特に思い入れがありますね」と楽しみにしている。

来年には世界中から母国の期待を一身に背負い頂点を目指すトップアスリートがNIPPONへやって来る。現在“日本行きの切符”を手に入れるため、オリンピック史上最多の全33競技で激戦が繰り広げられている。そんな世界が注目するオリンピックの熱気をフジテレビ代表として村上はリポートする。「これまでは見るだけでしたので、初めて中から見させていただくオリンピックになります。スポーツの番組をやらせていただいているので、このオリンピックに向けてのプロセスというのは垣間見させていただいています。自国開催ということで、アスリートの皆さんは非常に強い思いを持っていらっしゃるので、これは今までのオリンピックとはまた違うものになるのではないかとひしひしと感じています」と期待している。

そして、目指すキャスター像については、「こんなこと言うとあれなんですけど…よくこんな関西弁のヤツを使ってくれたなという思いもありますので(笑)。でも、皆さんが楽しんで見ていただけるオリンピックになればいいなと思います。アスリートの方が少しでもほっとできるようなインタビューや、リラックスした表情を引き出せるようなキャスターになれるといいなと思います」と笑いを交えながら明かした。

最後に「オリンピックを迎えるにあたり、これまでの取材で数々のアスリートの皆さんから得た言葉は本当に千差万別ではあるんですが、間違いなく“最高に輝く姿を見せたい”という思いはすべてのアスリートの方が一緒だと思います。その最高に輝く姿を皆さんとぜひ一緒に応援させていただければと思います。東京オリンピック、たくさんの応援、声援お待ちしています。みんなで応援しましょう!」と呼びかけた。

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