夏休みの旅行に…北海道・小樽の穴場スポット

8月19日（月）からHBCラジオは、リスナーに現金128万7千円が当たる「夏の大感謝週間」をスタートさせます。そんなHBCラジオでは、北海道在住のイラストレーターで「旅の達人」としても知られる手塚越子さんがオススメするショップや観光スポットを取り上げる「手塚流 遠足のススメ」を、『気分上昇ワイド ナルミッツ!!!』（月～金 午前 9:00～正午）内で放送中です。

今回ご紹介するのは、小樽市の銭函にある豊足（とよたり）神社です。銭函は、かつてニシン漁で栄えていて、漁師の家にはどこも銭函が詰まれていたことから、これが街の名前に付けられたとも言われています。小樽の穴場スポットとされる銭函は、昔懐かしい商店とお洒落なショップが点在しています。手塚さんは、この街を「どんどん探っていきたくなる場所」と紹介します。

豊足神社は、この地域の氏神様で、銭函の街を見守る小高い丘の上に立っています。時々、眼下にある踏切を、電車が警笛を鳴らして通り過ぎて行く。そんな何気ない光景にも情緒を感じられます。

この場所を訪れて、手塚さんが最初に注目したのが“狛犬”です。手塚さんは、その顔立ちを見て「全体的にとても整っていて、気軽にからかったりできないタイプ」と話します。さらに、「自信に満ち溢れた表情の正統派イケメン」とベタ褒めです。

神社の境内には、多くの人が目を留めるものが置かれています。日露戦争で使われた「機雷」の残骸です。ロシア軍が日本海に設置した機雷で、明治40年頃に近くの海水浴場に漂流したものを、軍が爆破処理したといいます。ある時期から豊足神社に移設されたという機雷は、大きな茶色い丸い球で、爆破によりボロボロに穴が開いています。手塚さんは、「綺麗な海が広がる街で、歴史を垣間見ることができるような神社」と感じたそうです。

今回手塚さんが訪れた、小樽市銭函の豊足神社の住所は、樽市銭函2丁目9-105。JR函館本線の銭函駅から徒歩約5分の場所です。神社は線路をはさんで山側にありますが、駅の改札は海側のみにしかありませんのでご注意下さい。

※放送情報は変更となる場合があります。