指揮者招き仕上げ練習 合唱団OEKとやま 

山下さん(左)の指揮で仕上げの練習を行う団員

 県高岡文化ホールで9月7日に開かれるオーケストラ・アンサンブル金沢の高岡特別公演に向け、共演する「合唱団OEKとやま」(谷崎修一代表)の団員が練習に励んでいる。今月には、富山市の新保文化会館で指揮者の山下一史さん(東京)を招き、仕上げの全体練習を行った。

 合唱団OEKとやまは、富山市大山地域を拠点に活動していた前身の「合唱団おおやま」時代からオーケストラ・アンサンブル金沢と共演し、通算22回目。今回は団員81人が出演する。

 練習には山下さんのほか、共演するソプラノ歌手の金川睦美さん(射水市)も参加。団員らは、山下さんが持つ曲のイメージを表現しようと、発声に強弱を付け、感情を込めて歌った。

 公演では「富山に伝わる三つの民謡」「ブダ城のテ・デウム」「ミサ・ブレヴィス」を披露する。谷崎代表は「合唱団の総決算として練習してきた。たくさんの人に聞いてほしい」と語った。公演は北日本新聞社共催。

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