全国高校野球  第10日

 第101回全国高校野球選手権大会第10日は16日、甲子園球場で3回戦4試合が行われ、長崎県代表で43年ぶりの8強入りを目指した海星は八戸学院光星(青森)に6-7でサヨナラ負けした。八戸学院光星のほか、作新学院(栃木)、中京学院大中京(岐阜)、明石商(兵庫)が準々決勝に進んだ。
 海星は初回2死二塁から高谷の三塁強襲の適時二塁打、坂本の左中間への2ランで3点を先行。3-6の六回に大串の右前2点適時打などで同点としたが、九回1死満塁からサヨナラ打を許した。
 中京学院大中京は東海大相模(神奈川)に9-4で逆転勝ち。2点を追う七回に、8長短打を集めて7点を挙げた。44年ぶりの8強。
 今春の選抜大会ベスト4の明石商は宇部鴻城(山口)に延長十回、3-2でサヨナラ勝ちし、夏は初のベスト8。2-2で迎えた十回にスクイズで決勝点を挙げた。
 作新学院は19安打の猛攻で、岡山学芸館に18-0で大勝し、3年ぶりの8強。林が八回2死まで無安打に抑える好投だった。

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