アストロズ・グレインキー 現役3人目の通算200勝達成

【アストロズ4-1アスレチックス】@オークランド・コロシアム

7月末のトレードでアストロズに加わったザック・グレインキーが、同地区ライバルのアスレチックスを相手に7回4安打1失点の好投を披露。今季13勝目(4敗)をマークし、現役ではCCサバシア(ヤンキース:251勝)、ジャスティン・バーランダー(アストロズ:通算219勝)に次いで3人目となる通算200勝を達成した(メジャー史上115人目)。3点リードの最終回を締めくくった3番手のロベルト・オスーナは、今季27セーブ目をマーク。一方、アスレチックス先発のブレット・アンダーソンは、6回途中7安打4失点で今季9敗目(10勝)を喫し、地区首位アストロズと同2位アスレチックスのゲーム差は7.5に広がった。

走者を出しながらも無得点の状況が続くなか、4回裏にグレインキーがマーカス・セミエンに21号ソロを浴び、アスレチックスに先制を許したアストロズだったが、5回表二死二・三塁のチャンスでアレックス・ブレグマンが30号3ランを放ち、逆転に成功。ブレグマンはこの一発で2年連続となるシーズン30本塁打を達成した。さらに、続く6回表には、先頭のカルロス・コレアが四球を選んで出塁し、ユリ・グリエルがレフトへのタイムリー二塁打を放って4点目。この一打でアンダーソンを降板に追い込んだ。その後、追加点を奪うことはできなかったものの、グレインキーが7回4安打1失点の好投を見せたあと、8回裏を2番手のライアン・プレスリー、9回裏をクローザーのオスーナが無失点に抑えて試合終了。4番のブレグマンは4打数4安打3打点の大活躍で、チームの勝利に大きく貢献した。

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