一年中魅力にあふれている佐渡島
東京23区と同じ大きさの新潟県・佐渡島。実は、日本海に浮かぶ最大の島なのです。
「日本の縮図・宝の島」と呼ばれる佐渡島は、自然、食事、伝統芸能など一年中いつ訪れても楽しめます。
お休みが取れない方でも、週末の1泊2日で効率よく満喫できる旅プランをご紹介します。
Day1:09:00 新潟着
9時台のジェットフォイルで佐渡へ渡るために少し早起きをして新潟へ向かいます。
東京からは新幹線で約1時間半です。
ジェットフォイルとは新潟と佐渡をつないでいる最速約80キロの高速船のこと。
9時台の便を逃すと12時台まで無いので、注意が必要です。
佐渡汽船 時刻表URL:https://www.sadokisen.co.jp/timetables/
Day1:11:00 佐渡・両津港着
佐渡の島内では、路線バスや観光バスもありますが、自由な旅ならレンタカーが断然便利。
免許のない方や運転に自信のない方には、時間単位や1日単位でタクシーを貸切るのもおすすめです。
観光案内所の方はみなさまとても親切で、色々教えてくださいます。
実は筆者の弾丸旅行のときは、お宿も決めずに佐渡島へ行き、観光案内所で希望を伝え当日にお宿を予約していただきました。
両津港の乗り場には大きなお土産屋さんもあるので、帰りにまとめてお土産も買えますよ。
Day1:12:30 天然記念物のトキに会いに!トキの森公園
佐渡島と言えば天然記念物のトキが有名で、トキの森公園は、佐渡島のほぼ中央に位置します。。
公園内の「トキ資料展示館」では、トキの生態や保護の歴史について学ぶことができます。
「トキふれあいプラザ」では、マジックミラー越しにトキがえさを捕る様子や巣を作る様子を間近で見ることができます。
トキの森公園住所:佐渡市新穂長畝383-2
電話番号:0259-22-4123
開園時間:8:30~17:00(入場締め切りは16:30)
定休日:年中無休※12~2月は月曜休、祝日の場合は翌日休、年末年始(12/29 – 1/3)は休み
URL:http://tokinotayori.com/
Day1:13:00 ランチは佐渡名物、ながも
ながも=長藻、とは「ほんだわら」という海藻の若い芽で、名前のとおり、ながいものは10mにまでなるそう。
見た目はもずくに似ていて同じようにねばねばですが、食感はしゃきしゃきしています。
ながも丼、ながもうどん、ながも蕎麦……お好きなメニューでいただくことができます。
旬は1月から3月ですが、佐渡島では一年を通していただけるのご安心を。
Day1:14:00 山の上から佐渡島全体を、大佐渡スカイライン
大佐渡スカイラインは、両津港のある東側から、日本海が望める西側の相川地区を結ぶ全長30mのドライブコースです。
標高800mの展望台からは両津湾と真野湾両方見渡すことができます。
四季を通じて自然の美しさを堪能できますが、秋の紅葉は格別です。
Day1:16:00 世界一の絶景に並ぶ、小閣湾
映画「君の名は」のロケ地にもなった美しい場所です。
約3kmの海岸に広がる5つの小さな湾の総称です。
国立公園にも指定されています。
ぜひ遊覧船に乗って美しい海からの景色と、崖の上からの美しい海の景色、両方をご堪能ください。
夕日で金色に光る海と絶壁は、絶景です。
尖閣湾揚島遊園住所:新潟県佐渡市北狄1561
電話番号:0259-75-2311
入園時間:8:00~17:30(季節により変動あり)
定休日:年中無休
URL:http://ageshima.eek.jp/
Day1:17:00 お宿にチェックイン
高級ホテルも良いけれど、アットホームなおもてなしや獲れたてのおいしい海の幸がいただける民宿がおすすめ。
リーズナブルな料金も魅力です。
まるで親戚の家に遊びに来たようなくつろぎの夜を過ごせます。
Day2:09:00 日本一有名な史跡・佐渡金山
1601年に発見された佐渡金山は、日本一有名な金山と言われています。
総延長400kmの坑道の一部が公開さて、人形で当時の様子が再現されています。
宗太夫坑と道遊坑2つの坑道を見学できます。
宗太夫坑は、江戸金山絵巻コースと呼ばれ、江戸初期の手掘り坑道跡を見学できます。所要時間は約30分ほど。
道遊坑は、明治官営鉱山コースと呼ばれ、明治に入って近代化された坑道や鉱山設備を見学できます。
こちらの所要時間は、坑道の中が20分ほど、坑道の外が30分ほどで合計50分ほどあればゆったり見学できますよ。
史跡佐渡金山住所:佐渡市下相川1305
電話番号:0259-74-2389
入山時間:8:00~17:30(季節により変動あり)
定休日:年中無休
URL:http://www.sado-kinzan.com/
Day2:11:00 ランチは新潟名物・タレかつ丼
かつ丼というと、卵でとじたものを思い浮かべますが、新潟のかつ丼は、ごはんの上に、おしょうゆベースの甘いたれにくぐらせたかつを乗せたシンプルなもの。
ボリュームに驚きますが、さくさくジューシーなかつで、ごはんが進みます。
佐渡島のタレかつ丼には、青のりが乗っているお店が多いそうです。
Day2:13:00 江戸時代にタイムスリップしたような集落・宿根木
宿根木は、江戸時代の後期から明治時代の初期にかけて、北前船の寄港地として栄えた港町です。
今も、築100年以上の民家が残っています。
船板などを利用した板壁の民家が1ヘクタールの土地に100棟も密集する独特な街並みは、国の重要伝統的建造物群保存地区に選定されています。
人がすれ違うのもやっとの小路に、あたたかみのある木造の家々は眺めて歩いているだけで癒されます。
宿根木住所:新潟県佐渡市宿根木
電話番号:0259-27-5000(佐渡観光交流機構)
URL:http://shukunegi.com/
Day2:14:00 佐渡と言ったら絶対に体験したいたらい船
もとは、洗濯桶から始まったといわれているたらい船。
明治の始めころから、磯漁に使われています。
小回りが利くので、サザエやアワビがいる岩礁の多い小木の海ではとても便利なのだそう。
たらい船体験は500円、約10分です。
矢島体験学習館住所:新潟県佐渡市小木365-1
電話番号:0259-86-2992
開館時間:8:00~17:00
Day2:16:00 両津港から新潟港へ
帰りはカーフェリーで。
行きのジェットフォイルと比べると、2時間半と時間がかかってしまいますが、船内でしか味わえないご当地メニューなどがあり、楽しめますよ。
1泊2日で楽しめる佐渡の旅
いかがでしょうか?
弾丸だけれど島時間に合わせてゆったりじっくり楽しめる佐渡島旅。
ぜひ、充実した週末の過ごし方の参考になりますように。