ロボット支援手術システム 日本市場へ導入

2019年8月20日
スミス・アンド・ネフュー株式会社

Robotics surgical system releasing to Japan market
ロボット支援手術システム 日本市場へ導入

世界各国で、事業を展開するグローバル医療技術企業、スミス・アンド・ネフュー(本社:英国ロンドン、CEOナマル ナワナ LSE:SN, NYSE:SNN)は、「ロボット支援手術システム」を日本市場に導入したことをご案内致します(販売名・NAVIOロボット支援手術システム)。日本における第一号機は近畿大学医学部整形外科学教室に納品され、本年4月9日に日本初の人工膝関節置換手術が行われました。

【ロボット支援手術とは】
人工膝関節手術においてロボット支援システムは一貫性の高い正確な手術を達成する事を目指した術者を支援する技術です。ナビゲーション技術を応用し、専用の骨切除ガイドにロボット支援のハンドピースを使用する事により患者様が従来以上に手術後の満足度の高い生活を過ごす事を目指した技術です。現在UKA手術(膝関節の半分だけを金属等に置換する手術)及びTKA手術(膝関節の傷んだ表面を金属等に置換する手術)等でロボットシステムでの手術が可能となっています。

【スミス・アンド・ネフュー(株) 代表取締役社長 土橋 慎也 コメント】
「この度のロボット支援手術システム国内導入により、医療メーカーとして日本の整形外科医の先生方への更なる技術貢献を図りたいと考えております。」

【スミス・アンド・ネフューについて】
スミス・アンド・ネフューは1856年にイギリスのHullで創立され、以来ヘルスケア製品のメーカーとして多くの分野でリーダーの地位を築いて参りました。関連現地法人は世界100ヵ国以上に渡り、2018年収支は49億USドル、ロンドン証券取引所のFTSE100のメンバー企業に含まれています。このような今日の発展は、人体を構成するさまざまな組織、特に皮膚、骨、関節、軟部組織の治療と保護に焦点を絞り、最新技術を駆使して革新的な製品の開発を続けてきた成果によるものです。また、提供するいくつかの製品はそのカテゴリーでトップクラスのシェアを保有し、ヘルスケアメーカーとして世界をリードするとともに将来を見据えた研究・開発についても積極的な取り組みを続けています。
スミス・アンド・ネフューに関する情報については、www.smith-nephew.com/japan/をご覧下さい。