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水中探査ロボット(ROV)を組み立て、海の中を観察する教室が20日、長崎市の伊王島であり、県内外の小中学生計26人が海について理解を深めた。
子どもたちに海の魅力を伝え、興味や関心を持ってもらおうと、長崎総合科学大とNPO法人長崎アイランズアクト3が開いた。
子どもたちは、同大の松岡和彦准教授らのアドバイスを受けながら、塩化ビニール製のパイプやペットボトルなどで4台のROVを製作。完成後は海に沈め、リモコンで操作しながらカメラで海中を観察した。神戸市立霞ケ丘小2年の堀耀太君(8)は「友達と協力していいロボットができた。海の中には魚やウニがいた。夏休みの自由研究に生かしたい」と話した。
このほか、地元の漁師や同大付属高教諭が、磯焼けの原因とされるガンガゼの駆除や、海藻が海の環境改善に果たす役割について講話。子どもたちは熱心に耳を傾けた。