神奈川県鎌倉市、フリーマーケットアプリのメルカリ(東京都港区)、スマートフォンの決済サービスを提供するメルペイ(同)の3者は19日、包括連携協定を結んだ。
国連の提唱する「持続可能な開発目標(SDGs)」を実現するため、地域経済の活性化や災害時支援など5項目で協力する。
具体的には、市内で災害が起きた際、メルカリのアプリで販売した不用品の売上金を市に寄付できる仕組みなどを検討。また「終活」の一環で整理した荷物をお年寄りがアプリに出品できるよう支援するほか、キャッシュレス決済を市内で推進したい考えだ。
メルカリ、メルペイは取材に「災害時の支援や地域経済の活性化など、市と協力して進めたい」と話した。