諫干開門調査でシール投票実施 諫早の市民団体

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開門調査の賛否を問うシール投票に応じる市民=諫早市本町、本町ポケットパーク

 国営諫早湾干拓事業の潮受け堤防排水門の開門調査を巡り、「諫早湾干拓問題の話し合いの場を求める会」(代表世話人・古賀勝さんら2人)は20日、同市内で開門の賛否を問うシール投票を行った。6月から同日まで計6回の投票結果は「賛成」41人、「反対」62人、「どちらとも言えない」が33人だった。
 同会は2016年、開門問題解決に向けた協議の場の設置を求めて発足し、署名活動などを続けている。
 投票は開門調査を巡る多様な意見がある中、対話の必要性を明確にしようと実施。通行人がボードにシールを張って回答した。併せてアンケートも実施した。
 10年の開門確定判決を巡り、国が漁業者に開門を強制しないよう求めた請求異議訴訟上告審の判決が9月13日、最高裁で言い渡される。同会の横林和徳さん(73)は「アンケート結果では農業に影響が少ない部分開門を知らない人が多い。対話の必要性を感じた」と話した。