重機で電線損傷、400軒が停電 病院整備の掘削工事中

横浜市立市民病院

 横浜市は21日、市立市民病院の新棟整備のために神奈川区内で行っていた掘削工事で、地中の電線を重機で損傷し、周辺の住宅約400軒が20日午後10時25分ごろから1時間ほど停電した、と発表した。

 同病院によると、同区三ツ沢西町の工事現場で、重機を使って擁壁を解体していたところ、深さ約80センチの地中に埋められていた配管内の電線の一部を傷付けた。同病院は「地中配線など埋設物の調査が不十分だった」としている。

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