“ゆるスポーツ”ハンぎょボール普及へスタンプ 氷見市まちおこし推進協

3月に氷見市であった春の全国中学生ハンドボール選手権の開会式前に行われたハンぎょボールの試合

■LINE向け8個作製

 「氷見市ハンドボールを核としたまちおこし推進協議会」は21日、市ふれあいスポーツセンターで本年度の初会合を開き、氷見発祥の“ゆるスポーツ”ハンぎょボールの普及を図るため、無料通信アプリ「LINE」(ライン)向けスタンプを8個作ることを決めた。年内の販売を目指す。

 ハンぎょボールはハンドボールのルールを土台とし、脇にブリの縫いぐるみを挟んでプレーする。老若男女にかかわらず楽しめる。

 この日は氷見高校生2人を含む委員8人が出席。市内外での体験会やルールの説明動画製作を進め、ブリの縫いぐるみの商品化に取り組むことを確認した。「ハンドボールのまち氷見」にふさわしいシンボルロードも検討する。

 任期満了に伴い役員を改選し、岩月基洋委員長(嘉悦大准教授)を再任した。任期は2年。

 協議会はハンドボールが盛んな土地柄を地域活性化や市民の健康増進に生かそうと2017年に発足した。

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