フリップカメラ&全画面スマホ「Zenfone 6」が国内投入。オーディオ機能も特化

台湾ASUSフリップカメラを搭載したSIMフリースマートフォン「Zenfone 6」を国内投入すると発表しました。

Zenfone 6の最大の特徴は、背面カメラとしても前面カメラとしても使える4800万画素メイン+1300万画素超広角の”レーザーAF対応”のデュアルカメラです。これにより、背面カメラに利用される比較的に大型なセンサーの画質で、美しいセルフィーを撮影することが可能となっています。今までのスマートフォンのフロントカメラ画質に悩まされていた方には朗報かもしれませんね。

また、フロントカメラを搭載しないことで、画面占有率92%の全画面デザインを達成。ノッチによる切り抜きがありません。さらにデュアルスピーカーとデュアルアンプ、かつ立体音響技術「DTS X Ultra」による迫力の音楽再生も可能。また、付属品には定評のあるASUS純正のハイレゾ対応イヤホン「ZenEar Pro」と交換用イヤーピースが付属しています。

本体スペックは、プロセッサがSnapdragon 855でRAMは6/8GB、内蔵ストレージは128GB/256GB。ディスプレイは6.4インチで、5000mAhの大容量バッテリーを搭載。カードスロットは「nanoSIM+nanoSIM+microSD」のトリプルスロット仕様(DSDV)となり、GPSは「GLONASS」「BDS」「Galileo」「QZSS(みちびき)」をサポートしています。

Zenfone 6の国内向け価格はRAM 6GB/内蔵ストレージ 128GBモデルが6万9500円、8GB/256GBモデルが8万2500円。8月23日からネット通販や家電量販店、MVNO回線セットなどで販売開始されます。

Androidスマートフォンの2019年モデルで最高峰のSoCで、Xperia 1やGalaxy S10にも搭載されているSnapdragon 855が採用されながらも、比較的安価に設定されているのが大きな特徴。しかも、基本スペックに手を抜かず、さらにカメラ機能やオーディオ機能を充実させるというフルスペック仕様です。SIMフリースマートフォンでもフルスペックな端末が続々登場する中で、この「Zenfone 6」は多くの支持を得る端末になるかもしれませんね。

Image: ASUS
■ZenFone 6
https://www.asus.com/jp/Phone/ZenFone-6-ZS630KL/
文/塚本直樹

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