ストームクルーザーとは?
数多くあるモンベルのレインウェア。その中でもストームクルーザーは「ゴアテックス®ファブリクス」を採用した、代表的なレインウェアの1つ。同じゴアテックス®ファブリクスを使用したレインウェアと比較しても、透湿性・耐水性・強度・重量のバランスが良く、最初のレインウェアにもおすすめのモデルです。
1982年に誕生したストームクルーザー。当初の雨具に使われる繊維の太さは”70デニール”が当然とされる中、2世代目のストームクルーザーから30デニールを採用。大幅な軽量化を実現したと同時に、ユーザーに優しい価格と高い信頼性で愛用者が増加。
そしてそれだけにとどまらず、さらなる機能向上のため、ストームクルーザーは毎年マイナーチェンジをし続けています。
2015年にはフルモデルチェンジ!
ストームクルーザーは8世代目となる2015年に、”20デニールのGORE®C-ニット
バッカーテクノロジー”という素材を採用し、フルモデルチェンジしました!よりしなやかな着心地になったほか、縫製糸から接着処理に変えることで、さらなる軽量化につながりました。
縫製技術【K-MONO(ケイモノ)CUT】でさらなる機能性アップ!
現在のストームクルーザーは9世代目。2019年にストームクルーザージャケットは、モンベル独自パターンの”K-MONO CUT
”という技術を取り入れています。日本の伝統文化である”着物”がきっかけで、出来る限り縫製箇所を減らしたK-MONO CUT。
具体的にどんな部分が向上しているのでしょうか?
防水性・耐久性・軽量性が向上
従来のストームクルーザージャケットは、縫い目にシームテープで防水加工をしていました。レインウェアを大切に使っていてもシームテープは劣化しますが、縫製が減ることになり、3つの利点があります。
①シームテープ剥離など劣化の心配がなくなる → 防水性がより高くなる
②縫製部分の摩擦がなくなる → 耐久性がより高くなる
③シームテープや糸、縫い代がなくなる → より軽くなる
動きやすさが向上
着物は直線的な縫製ですが、ストームクルーザージャケットは曲線も交えた縫製。縫製を減らしても、腕や肩の動かしやすさを考慮した裁断で、どんな動きもスムーズに行うことができるようになりました。
メンズ用・レディース用の製品を一挙に紹介
ストームクルーザージャケットは、ヘルメットが着用できる大きさ。フードを使わない時は、ベルクロとループでまとめることもできます。またジッパーを上まで締めると口元を覆えるため、雨や寒い時でも安心です。
また、シームテープ処理を施したポケットは、ザックに干渉しにくい位置に付いています。使用頻度の高い小物を入れておけて、利便性も良好。
メンズ用のジャケット
▼ストームクルーザー ジャケット Men’s
▼ストームクルーザー ジャケット Men’s XXL
モンベルのレインウェアでXXLサイズがあるのは、ストームクルーザーシリーズだけ。より自分の体型に合うレインウェアを選べるのは嬉しいですね!
レディース用のジャケット
▼ストームクルーザー ジャケット Women’s
防寒着として着てもゴワゴワしない着心地。また着膨れしにくいすっきりしたデザインで、雨の登山以外に、肌寒い日にウィンドブレーカーとしても使えます。
襟元すっきり!DHモデルが仲間入り
今シーズンより、フードが取り外せるDH(デタッチャブルフード)モデルが仲間入りしました!襟元のゴワつきが気になる方や、雨の日はレインハットを使う方におすすめです。
メンズ用のジャケット
▼ストームクルーザー ジャケット DH Men’s
既にご紹介したストームクルーザージャケットの7色のうち、3色をDHモデルに展開。ジッパーの色は、メインカラーに沿う色味になっています。メンズのDHモデルはXXLサイズはなく、S~XLまで。
レディース用のジャケット
▼ストームクルーザー ジャケット DH Women’s
レディース用DHモデルもメンズ用DHモデルと同じく、5色のうち2色がDHモデルです。体温調節のためにジッパーを開けても、フードを取り外した状態なら襟元が軽く、空気が流れやすくなります。
あれもこれも!を叶えるストームクルーザージャケット
レインウェアはザックの中でずっと出番を待つことが多いアイテムですが、ストームクルーザージャケットは、雨の時はもちろん肌寒い日も気軽に羽織れる出番の多いアイテム。レインウェアの機能を果たしながら、ゴワつかない着心地。そしてこの動きやすさ、みなさんもぜひ体感してみてくださいね!