豪華な雰囲気を満喫 高岡の伏木万葉ふ頭で飛鳥II見学会

乗組員(右)の説明を聞きながら船内のバーを見学する参加者

 国内最大のクルーズ客船「飛鳥II」(全長241メートル、5万142トン)が22日、高岡市の伏木万葉ふ頭に本年度初めて寄港した。夕食会「飛鳥deディナー」や船内見学会が行われ、乗客や招待客らが豪華客船の雰囲気と食事を満喫した。

 見学会では約150人が、乗務員の説明を聞きながら船内のバーやゲームコーナー、和室などを見て回った。洋食のフルコースのディナーや、コンプレッサーさん(同市)によるマジックショーも楽しんだ。

 村田芳朗副市長らが船を訪れ、堤義晴船長らに銅板皿や日本酒などを贈った。

 飛鳥IIは19日に横浜を出発し、函館を経由して伏木港に到着した。23日に同港を出発し、函館、青森を航海して26日に伏木港に戻ってくるツアーもあり、約800人が参加する予定。23日の出港イベントでは、市消防音楽隊の演奏などで見送る。

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