台風11号の影響で、沖縄地方では強い風が吹いて大しけとなっている所があり、今後もうねりを伴った高波に警戒、強風、落雷や竜巻などの激しい突風にも注意が必要だ。
台風11号は、きょう24日(土)午前3時には沖縄の南を時速およそ25キロで北西へ進んでいる。中心の気圧は990ヘクトパスカル、最大瞬間風速は35メートルとなっている。
今後は、発達しながら北西に進み、きょうの日中には先島諸島に最も近づく見込みだ。
強風・高波
沖縄地方では強い風が吹いて大しけとなっている所がある。
■あす25日(日)にかけて予想される最大瞬間風速
八重山地方 30メートル
宮古島地方 25メートル
■あす25日(日)にかけて予想される波の高さ
八重山地方、宮古島地方 6メートル
沖縄地方 4メートル
うねりを伴った高波に警戒、強風に注意が必要となる。
雷・突風
台風の接近に伴って、沖縄地方には暖かく湿った空気が流れ込むため、大気の状態が非常に不安定となって、きょうは雷を伴い激しい雨が降る見込み。落雷や竜巻などの激しい突風に注意し、発達した積乱雲が近づく兆しがある場合は、建物内に移動するなど、安全確保を心がけたい。