動画撮影の歴史紹介 高岡・ミュゼふくおか館 カメラ・映写機84点

歴代のフィルムカメラを眺める来館者

 高岡市福岡町福岡新のミュゼふくおかカメラ館(金山嘉宏館長)で、動画撮影の歴史を紹介するコレクション展「ムービー誕生のひみつ展」が開かれている。9月1日まで。

 近年新たに寄贈されたカメラを中心に構成したコレクション展で、ムービーをテーマに行うのは初めて。ビデオカメラや映写機など84点が並ぶ。静止画を連続して投影し、絵が動いているように見せる「幻灯機」もある。

 レンズの歴史や、写真機(カメラ)と前身のカメラ・オブスキュラ(暗箱)など撮影技術の変遷も紹介している。

 同館スタッフの長尾紗也加さんは「デジタルカメラしか知らない子どもたちにも、もっと昔の時代のカメラを知ってほしい」と話している。問い合わせは同館、電話0766(64)0550。

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