保木・小林組(トナミ運輸)は銀 世界バド

 【バーゼル(スイス)共同】バドミントンの世界選手権最終日は25日、スイスのバーゼルで各種目の決勝が行われ、男子シングルスの桃田賢斗(ももた・けんと)(NTT東日本)、女子ダブルスの永原和可那(ながはら・わかな)、松本麻佑(まつもと・まゆ)組(北都銀行)がそろって大会2連覇を果たした。世界選手権で日本勢の連覇は初めて。

 第1シードの桃田は第5シードのアンデルス・アントンセン(デンマーク)に2-0で完勝。女子ダブルスは昨年と同じ顔合わせとなり、第1シードの永原、松本組が第2シードの福島由紀(ふくしま・ゆき)、広田彩花(ひろた・さやか)組(アメリカンベイプ岐阜)に2-1で競り勝った。福島、広田組は3年連続の準優勝。

 女子シングルスで2017年大会覇者の奥原希望(おくはら・のぞみ)(太陽ホールディングス)は16年リオデジャネイロ五輪銀メダルのシンドゥ・プサルラ(インド)に0-2で敗れ、2年前の決勝の雪辱を許した。

 男子ダブルスの保木卓朗(ほき・たくろう)、小林優吾(こばやし・ゆうご)組(トナミ運輸)は13、15年大会優勝のムハンマド・アーサン、ヘンドラ・セティアワン組(インドネシア)に1-2で屈した。

 日本勢は初の全5種目表彰台を達成し、金2、銀3、銅1で昨年に並ぶ最多6個のメダルを獲得した。

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