■新ユニホーム披露
バスケットボール男子Bリーグ1部(B1)富山グラウジーズのドナルド・ベック監督が26日、富山市総合体育館で会見し「面白いチームになると思う。昨季よりも勝ち数を増やす」と2019-20シーズンの抱負を語った。
ベック監督は昨季就任し、初のチャンピオンシップ出場に導いた。チームは今季、宇都やスミス、ライオンズら主力のほとんどが残留し、新たに米国出身のペッパーズ、選手兼通訳の山口が加入した。ベック監督は「若手選手も含め、継続して成長し続けていけそうだ」と自信を見せた。
昨季はリーグ屈指の得点力を誇った一方、失点が多く守備で課題が残った。それも改善しつつあるとし「ピックアンドロールなど連係した守りの理解が進んでいる」と手応えを語った。
新ユニホームも披露され、チームスローガンの「喰(く)らいつけ。」を表現したデザインとなった。新ユニホームを着て登場した水戸は「今までよりも期待されるシーズンになる。しっかり準備して昨季以上の成績を残したい」と意気込んだ。宇都は富山市出身の八村塁と馬場雄大が日本代表で注目されていることに触れ「富山のチームも頑張らなければならない。開幕が楽しみ」と話した。