環境省中部環境パートナーシップオフィスと環境市民プラットフォームとやまは26日、南砺市クリエイタープラザ桜クリエで、国連が掲げる「持続可能な開発目標」(SDGs)のセミナーを開いた。参加者はSDGsの意義や地域での実践方法について理解を深めた。
地球環境戦略研究機関(東京)の主任研究員・リサーチマネジャーの渡部厚志さんが「地域循環共生圏」をテーマに講演した。SDGsは途上国への支援だけで達成できる目標ではなく、日本を含む全世界の政府や市民が連携して取り組まなければならないとした。
南砺市の担当者が、循環型社会構築を目指す同市のエコビレッジ構想について事例紹介した。
参加者はグループ討議を行い、SDGs達成へ各自が担う役割や行動について意見を交わした。セミナーに先立ち田中幹夫市長があいさつした。
次回セミナーは11月28日に黒部市で開く。