上沼恵美子が料理番組で「最大級の禁句」を発言し騒然 “痛快”すぎる女帝のおしゃべりクッキングとは

画像は上沼恵美子CD『あかんたれ』より

女帝・上沼恵美子さんが自分の冠番組である『上沼恵美子のおしゃべりクッキング』(朝日放送テレビ)にて、パンチの効きすぎた発言をしたことが話題になっています。

上沼さんは8月22日の放送回にて「ナスと豚肉のピリ辛炒め」を紹介。“かんたんスピードメニュー”ということで、番組では色々なテクニックが紹介されていたのですが、終盤あたりに上沼さんは夏場の料理の煩わしさを語ったあと、

ほんとに外食が1番よろしいわ、夏場は

と突然ぶっちゃけたのです。料理方法を紹介する番組でのまさかの発言に中国料理の石川智之先生が絶句すると、上沼さんは「この番組やりながらいうのも、何ですけどね〜」とすぐにフォロー。その後、石川先生が笑い出してスタジオがなごやかな雰囲気になると、上沼さんはまだ話し足りなかったのか「外食のほうが安かったりしません? 安いわ、皿洗わんでもええし」と続けた後、

奥さん、ねえ?

とカメラ目線で視聴者に向けて同意を求める場面も。その後も「男の人はさ、何にもせんで食べて、7分くらいで食べて『うあーい』って、つまようじでチッチッてして、テレビ点けるかして夕刊見てるでしょ? 女は大変なんだもん」とボヤキは止まらず。さすがに石川先生に「ナス(の色)見てください」と話を軌道修正されていたのでした。

この上沼さんのあまりにも正直過ぎる発言を受け、ネットでは「趣旨曲げたらあかんやろ!」「料理番組では最大級の禁句ですね」とツッコミの声がある一方で、「さすが上沼さん」「えみちゃん好きだわ〜夏なんて料理したくない」「一理ある」「マリーアントワネット的な発言じゃないからね。現場知ってる人の本音」「料理番組中でも躊躇なくバッサリ言ってしまうあたりはさすがだね」「この人は結婚してしっかり主婦業もしてきたからこそ説得力があるし、嫌味もない!」と絶賛の声が続出していました。

「CMスポンサーに対してテレビ局の広告部は肝を冷やしたのではないかと思ってしまいますが(笑)、結果的に視聴者の共感を得ることができたのは上沼さんの手腕なのでは」と語るのはテレビ局関係者。

上沼さんといえば、最近では雨上がり決死隊の宮迫博之さんの謝罪会見を受け、7月21日放送の『上沼・高田のクギズケ!』(読売テレビ)にて、宮迫さんを心配する落語家の月亭方正さんやFUJIWARAの藤本敏史さんと原西孝幸さん相手に「私なら『ああ、消えてくれてよかったわ』と思うかも」「だから今の芸人はおもろないねん!」とぶちかますなど絶好調。

また8月16日の『快傑えみちゃんねる』(関西テレビ)では、車中不倫で話題となった俳優の原田龍二さん相手に「お嫁さんは本当に原田さんを許してると思われますか?」と痛い質問を連投。正直に答える原田さんを心配した共演の不破万作さんが「あんまりテレビでは言わないほうが…」をフォローすると、この発言にイラッとした様子で「○○(番組ではピー)が言いよったな!」「『この番組であんまりしゃべらない方がいいよ』って言いよったんで二度と呼べへんねん」と暴露。その人物は男性歌手だとのことで、今でもその人物を番組で見るとテレビを消すくらい嫌いであることを明かし、

「なんで必死でやってる司会者の気持ちになってくれへんねんやろ、と思って。何のためにオファーを受けて東京から大阪に来たんよ」

と腹が立ったということをまくし立て、最終的に「もう終わってる歌手やんか」と文句を言うなど、毒舌はとどまるところを知らないのでした。

「上沼さんはいつ何時でも予定調和のトークを嫌い、笑いを大事にされています。今回の料理番組の『外食がよろしいわ』発言はその上沼さんの美学が端的に表現されているかと思いますが、色々なしがらみを抜きにしてあっさりと視聴者に寄り添った本音を言ってしまえる胆力には惚れ惚れしてしまいますね」(構成作家)

さすが関西の女帝、いつまでもその調子でいてください!(文◎小池ロンポワン)※タイトル画像は上沼恵美子CD『あかんたれ』より

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