首都圏で外装施工強化 オリバー、松戸(千葉)に直営店

直営店として開設したガイソー松戸店=千葉県松戸市

 リフォームや新築・不動産事業のオリバー(富山市二口町、小川博司社長)は首都圏での外装リフォーム事業を強化している。全国展開する専門店「ガイソー」の直営店を24日に千葉県松戸市に開設。首都圏での直営店は足立店(東京)に続いて2店目で、チェーン店や他の直営店を含めると全国91店目になる。豊富な施工実績で培った技術と提案力で販路開拓を目指す。

 同社は2002年創業。住宅リフォームや新築・不動産、広告・デザインなど幅広い事業を手掛ける。ガイソーは外装リフォームに特化した店で、14年からボランタリーチェーン(VC)事業を始めた。各地の業者がパートナー企業として加盟している。これまでの施工件数は全国で2万9千件以上になる。

 VC事業では建材や塗料を一括購入することでコストを削減。加盟店に販売管理や施工のノウハウを提供し、品質や技術力の向上を図っている。

 首都圏は人口に比例してリフォーム市場が大きいが、その分ライバルとなる業者も多い。小川社長は「雪国で培った屋根や外壁工事の技術には自信がある。激戦区で実績を挙げ、ガイソーのブランド力を高めたい」と話す。

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