（株）マルコス（TSR企業コード:300073860､法人番号:1010901031752、港区西新橋２－３５－２、設立２０１３（平成２５）年１月、資本金９９００万円、小杉敏弘社長）は８月２３日に事業を停止し、事後処理を杉山真一弁護士（原後綜合法律事務所、新宿区四谷３－２－１、電話０３－３３４１－５２７１）ほか２名に一任した。
負債総額は約３１億７８００万円（２０１８年１０月期決算時点）。
２０１３年１月に女性用アクセサリー、ネイル用品、化粧品の販売を主な目的として設立。シャンプー、ヘアートリートメント、ヘアーワックスなどのヘアケア用品のほか、最近はコンタクトレンズの企画・開発・卸売に加え、インターネット販売サイトを運営するＥＣ事業、ＥＣ事業者向けの商品卸売事業を展開していた。２０１７年１０月期はディスカウントストアやドラッグストア、量販店との取引拡大で売上高約４９億６０００万円をあげていた。また、大阪、福岡に支店を開設するなどした結果、２０１８年１０月期の売上高は約７４億９３００万円と急拡大していた。
しかし、業績拡大に伴い資金繰りは多忙化。ここにきて資金調達も困難となり、今回の措置となった。
