佐藤アツヒロ、楽屋のれんはジャニーさんのものを使用。内博貴は“錦織一清”のれん!?

舞台「ブラックorホワイト? あなたの上司、訴えます!」が8月21日に新橋演舞場で開幕。初日公演に先立ちゲネプロと囲み会見が行われ、主演の佐藤アツヒロほか、内博貴、真琴つばさ、斉藤優里、福田転球、八十田勇一、愛原実花、羽場裕一が登壇した。

本作は、あるリフォーム会社で起こったパワハラ問題を巡るお仕事コメディー。「人間の物語も深く描かれているので、コメディー部分に限らず、人間模様も楽しんでいただきたいなと思います」という佐藤の言葉どおり、登場人物それぞれの仕事に対する思いもしっかりと描かれた作品になっている。

佐藤と内にお互いの印象を尋ねると、内は「アツヒロくんは大先輩ですが、普段から先輩ぶらずに接してくれる。居心地がいい空気を作ってくれます」と佐藤への信頼を見せる。一方、佐藤は「(内は)お菓子が好きなんですよ。稽古場の机の周りにお菓子がすっごい置いてあってバリバリ食べてるんです (笑)」と明かし、好きなお菓子を聞かれると「僕、グミとかですかね(笑)」と、内。稽古中、斉藤と真琴と内の3人で女子会のようにお菓子を食べていたというほほ笑ましいエピソードも。

乃木坂46を卒業後、初の舞台となった斉藤は、「すごく緊張したんですけど、皆さんすごく優しかったのですぐに溶け込むことができました。お菓子効果もありました(笑)」と“お菓子交流”のパワーを明かした。

楽屋のれんの話になると、佐藤は「今回、いつもジャニーさんが演舞場で使っていたのれんを使わせてもらってます。僕があんまりのれんをかけない人なので、“のれんどうしますか?”っていう話になった時に、せっかくなので。これも運だなと思いました。しっかり受け止めて頑張りたいと思います」と心境を告白。内は「僕は、錦織(一清)さんです。ニシキさんが、僕の目の前で墨汁をグワーっとすってくれて、筆で書いてくれたんですよ。それをずっと使ってます。僕の名前は書いてないんですけど、“錦織一清”とだけ書いてあって(笑)。だから一見、ニシキさんののれんなんです」というエピソードで笑いを誘った。

公演は新橋演舞場のあと、8月31日・9月1日に愛知・御園座、5・6日に北海道・道新ホール、13日に石川・北國 新聞赤羽ホール、14日に富山・南砺市井波総合文化センター メモリアホール、16日に大阪・森ノ宮ピロティホールにて行われる。

文/加治屋真美

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