バスケットボールとバレーボールのW杯関連イベントに密着!

バスケットボールとバレーボールのW杯関連イベントに密着!

◆「FIBAバスケットボールワールドカップ2019」男子日本代表チーム激励会

八村、渡邊、篠山らがバスケW杯への決意を語る!

バスケットボールW杯に臨む男子日本代表(AKATSUKI FIVE)の激励会が開催され、八村塁、渡邊雄太、篠山竜青らが登壇。W杯に向けた意気込みを見せた。

AKATSUKI FIVEをサポートするソフトバンクが激励会を開催。NBAドラフト1巡目指名を受けた八村、日本人2人目のNBAプレーヤー・渡邊、チームの主将を務める篠山、比江島慎、馬場雄大の5選手と、日本バスケットボール協会の三屋裕子会長が登場した。ソフトバンクから3億円の支援金を贈呈された三屋氏は「日本のW杯活躍のため、また、第2の八村、渡邊を生み出せるように選手の育成のために使いたい」と語った。篠山は、「21年ぶりの自力での出場ということで、今いるメンバーはW杯に出場したことがなく、未知との戦い。しかし、どんな時でも日本一丸となって戦い、世界を驚かせるプレーをしたい」と、W杯での活躍を約束した。八村は「オフェンスやディフェンスはもちろん、リバウンドでも僕の持ち味を見せたい」と意気込んだ。日本はW杯で強豪のアメリカ、トルコ、チェコらと対戦する。

【SPECIAL COMMENT】

八村塁「チーム作りをしてきて、課題にしているのがリバウンド。日本が世界で戦う上での勝利へのカギです。(八村、渡邊、ニック・ファジーカスを擁し)NBA選手でラインアップを組めるチームになってきているので、プライドもあるし、負けられません。監督は欧州の2カ国(チェコ、トルコ)をターゲットにしていますが、W杯予選で欧州のチームと似ていて、(2カ国より世界ランクが上の)オーストラリアに勝っていますし、チャンスはあります!」

渡邊雄太「久々の日本代表参加ですが、スムーズに参加できて違和感がないですね。世界で戦う上で、日本人特有の組織力は強みだと思います。(八村、渡邊、ファジーカスの)3人でのプレーも違和感なく、みんながアンセルフィッシュな(協調性がある)のでいい感じです。得点に関しては、塁やニックなど高いレベルで点が取れる選手がいるので、僕の役割は相手のエースをどれだけ抑えられるかになると思います。しっかりと相手のエースを抑えたいです」

篠山竜青「PG(ポイントガード)として、八村らNBA選手と一緒にプレーできるというのは光栄ですし、世界の強豪国と対戦できることも含めて楽しみです。サッカーのW杯では、分かりやすい存在として中田英寿選手が注目されましたが、今回のバスケW杯の場合は八村、渡邊がそうだと思います。その中で僕はハードワークをして、世界を相手にボールを落ち着かせて、ゲームコントロールをしたいと思います。勝負どころでもあるので見てください」

【大会情報】


「FIBAバスケットボールワールドカップ2019」
8月31日~9月15日開催
※9月5日にフジテレビ系で午後9:00~11:28に生中継(9月1日、3日、5日はBSフジでも放送)

バスケットボールの世界一決定戦。出場32カ国が4カ国ずつ8組に分かれてリーグ戦を実施。各組上位2カ国は2次ラウンドに進出し、さらに勝ち抜いた8カ国が決勝トーナメントで世界一を争う。

◆フジテレビ「FIVBワールドカップバレーボール2019」1カ月前イベント

バレー日本代表がW杯に向けて闘志を燃やす!

日本で開催されるバレーボールW杯の開幕を控え、開幕1カ月前イベントに日本代表選手や監督が登場。それぞれの思いを語った。

バレーボールW杯の女子大会、男子大会開幕にあたり、両大会に出場する男女日本代表選手8名および男女両監督が開幕1カ月前イベントに登場。女子代表からは主将の岩坂名奈、トリプルエースの古賀紗理那と黒後愛と石井優希、中田久美監督が、男子代表からは主将の柳田将洋、エースの石川祐希、期待の若手・西田有志、チーム最年長の福澤達哉、中垣内祐一監督が登場した。中田監督は「メダルを獲得し、その勢いを東京五輪につなげたい」と語り、「明日から1カ月練習を追い込む」と宣言すると選手が戦々恐々する一幕も。トリプルエースについて聞かれた石井は、「持ち味が違うのでそれぞれがいいところを出していく」と相乗効果をアピールした。中垣内監督は、「練習してきたものを成績という形に表し、五輪につなげる」と表明。西田の台頭について、石川は「若さがあって、チームに勢いを与えてくれる。刺激になっています」と語り、共闘で好成績を狙うことをバレーW杯スペシャルサポーターのジャニーズWESTや観客に誓った。

【SPECIAL COMMENT】

柳田将洋「前回に引き続きW杯にチャレンジできることがうれしいです。今回は主将として違う役回りもして、メダル獲得に貢献したいです」

石川祐希「パフォーマンスをもっと高められる自信があるので、残りの期間で努力して、W杯では最高のパフォーマンスでメダル獲得を狙います」

西田有志「W杯は初めての経験ですが、来年には五輪が控えているので、W杯でしっかりと結果を残して、いい雰囲気で五輪につなげたいです」

福澤達哉「チーム最年長の33歳です(笑)。連戦が続く中でパフォーマンスを維持して、コート上でベテランの覚悟と意地を見せたいと思います」

岩坂名奈「個人として成長したところを見せたいですし、W杯に向け全員で頑張れるようにキャプテンとしてチームをまとめていきたいと思います」

古賀紗理那「初戦をしっかり勝ち切ることで流れがくると思うので、まずは初戦を頑張りたいですし、応援の力を借りて、W杯を勝ち抜きたいです」

黒後愛「先輩方からいい刺激を受けて、いいところをマネして、応援に来てくださった方の心に届くバレーボールができるように頑張ります!」

石井優希「東京五輪につながるいい大会にするために、チームメートと励ましながら、でも、ライバル心を持って、メダルを目指して頑張ります」

【大会情報】


「FIVBワールドカップバレーボール2019」
女子大会:9月14日~19日、22日~24日、27日~29日
男子大会:10月1日~6日、9日~15日
※日本戦全22試合をフジテレビ系で午後7:00から生中継

オリンピック、世界選手権に並ぶバレーボールのビッグタイトル。4年に1度行われ、男女共に各大陸から12カ国が出場し、総当たりで優勝を争う。’77年からは日本で継続して開催。

取材・文/山木敦 撮影/古賀良郎、蓮尾美智子

© 株式会社東京ニュース通信社