ラグビーワールドカップ(W杯)の優勝杯「ウェブ・エリス・カップ」が31日、横浜開港資料館(横浜市中区)で一般公開される。開幕前まで全国の開催都市などを巡回する「トロフィーツアー」の一環で、世界中のラガーメンが憧れる優勝杯を間近に見ることができる。
黄金の優勝杯には、歴代の優勝チーム名を刻印。直接触れることができるのは、W杯の優勝チームなどに限られる。日本大会では、決勝戦が行われる横浜国際総合競技場(同市港北区)で優勝チームに手渡される。
同資料館では、午後2時から同5時まで旧館の1階記念ホールで展示。ケース越しに記念撮影が楽しめるほか、大会をPRするパネルも設置される。
市担当者は「決勝の地・横浜でトロフィーを見て、W杯を身近に感じてほしい」と話している。
鎌倉大仏殿高徳院(鎌倉市長谷)でも同日午前8時から同11時まで展示される。