モリーナが2本塁打の活躍 好調・カージナルス6連勝

【カージナルス6-3ブリュワーズ】@ミラー・パーク

ナ・リーグ中部地区の首位に立ち、5連勝中と好調のカージナルスは、先発のマイルズ・マイコラスが自己最多の10奪三振を記録するなど、6回4安打1失点の好投を披露。打線はヤディアー・モリーナの2本塁打などで効果的に得点を奪い、ブリュワーズに6対3で勝利して連勝を6に伸ばした。好投したマイコラスは今季8勝目(13敗)、4番手のカルロス・マルティネスは1回2/3を無失点に抑えて今季16セーブ目をマーク。カージナルスは2位カブスとの3ゲーム差をキープした。一方、敗れたブリュワーズは、3番手のマット・アルバースが今季4敗目(5勝)。首位カージナルスとのゲーム差は6.5に広がった。

2回裏にオーランド・アルシアのタイムリーでブリュワーズに先制を許したカージナルスは、5回表にモリーナが6号同点ソロ。7回表にはモリーナが左翼ポールを直撃する勝ち越しの7号2ランを放ち、コルテン・ウォンにもタイムリー二塁打が飛び出してリードを3点に広げた。8回裏にヤスマニ・グランダルの21号2ランで1点差に迫られたものの、9回表にハリソン・ベイダーのタイムリー二塁打とウォンのタイムリーで2点を奪い、6対3で逃げ切り。この試合が捕手として通算1919試合目の出場となりメジャー歴代10位に浮上したモリーナは、この試合での2本塁打で通算本塁打数を152とし、ジョー・メドウィックを抜いて球団歴代11位に浮上した(捕手として通算7度目のマルチ本塁打は球団史上最多)。

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