スマホアプリで健康事業 歩数や健診でポイント 佐世保市が10月から、抽選で特産品も

「気軽に参加してほしい」と呼び掛ける市健康づくり課の職員ら=佐世保市役所

 佐世保市は、市民の歩いた歩数や健診の受診状況などに応じてポイントを与え、抽選で賞品を贈る「させぼ健康ポイント事業」を10月から期間限定で始める。独自のスマートフォンアプリを使った取り組みは県内初。12月末まで。
 健康に関心が薄くなりがちな働き盛り世代を中心に、幅広い市民が健康づくりを始めるきっかけをつくろうと企画した。
 歩数計の機能を持ち体重、血圧などの健康データの管理もできるアプリ「健康サセボーン」を活用。100歩歩くと1ポイント付与、健康データの入力で15ポイント付与など、アプリを通じた活動に応じてポイントがたまる仕組み。
 対象は市内に在住か通勤している人。5000ポイント以上を獲得すると、特産品や観光施設への入場券などが当たる抽選に自動的に参加できる。ポイント上位者には別にプレゼントをする。
 「App Store」か「Google Play」でアプリ名を入力して検索すればダウンロードができる。市健康づくり課は「続けることが大切。気軽に楽しく取り組んでほしい」と呼び掛けている。

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