長引く記録的な大雨

きのう28日の九州北部は、日本海の低気圧から対馬海峡を通って中国大陸に延びる前線により、記録的な大雨が降り、5時50分に佐賀県と福岡県、長崎県に大雨特別警報が発表されました。九州3県の特別警報は、ともに28日14時55分に解除となりましたが、大雨警報は、きょう29日も継続されています。
今後、秋雨前線が西日本に停滞しますので、30日も、31日も九州北部を中心として大雨警報継続の可能性があります。また、九州北部と北陸は9月に入っても雨が続く天気予報です。
大雨期間が長引くと土中に含まれる水分が多くなり、土砂災害の危険性が高まります。最新情報に注意して警戒して下さい。

気象予報士・饒村 曜

画像について:図 早期注意情報(8月29日夜から30日夜遅く)

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