入場者2万人超え 高岡市美術館のミュシャ展

2万人目の記念品を受け取る井上さん(手前左から3人目)と、前後に来場した田村さん(同2人目)、齊藤さん(同左)=高岡市美術館

 高岡市美術館で開催中の「夢のアール・ヌーヴォー アルフォンス・ミュシャ展」は29日、開幕からの入場者が2万人を超え、節目の来場者に記念品が贈られた。

 閉幕まで残り4日となったこの日は雨が降る中、午前9時半の開場から多くのファンが訪れた。2万人目となったのは高岡市大手町の井上とも子さん(63)。勢藤北日本新聞社常務西部本社代表から同展の図録とグッズを受け取り、「生まれたばかりの孫の世話をしていて、なかなか足を運べなかった。じっくり鑑賞したい」と喜んだ。

 前後に来場した富山市二俣の田村亜佑美さん(30)と射水市土合(大門)の齊藤明香里さん(34)にも記念品が贈られた。

 同展は7月13日に開幕。ミュシャがパリで制作したポスターや装飾パネル、祖国チェコでデザインを手掛けた切手など約550点を展示している。9月1日まで。同館と北日本新聞社でつくる実行委員会主催。同館開館25周年記念、北日本新聞創刊135周年記念。公式ツイッターでも情報を発信している。

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