高まるデータセンターの持続可能性の問題に認証で対処

高まるデータセンターの持続可能性の問題に認証で対処

AsiaNet 80222

ストックホルム(スウェーデン)、2019年8月29日/PRニュースワイヤー/ --

データ使用が及ぼす環境への影響は、急速に高まっています。データセンターからの二酸化炭素排出は、今や世界の飛行機旅行によるものに匹敵します。この問題に取り組むため、持続可能性認証であるTCO Certifiedをネットワーク機器、データストレージ製品、サーバーにまで拡大します。

モバイル機器、ストリーミングサービス、クラウドベースのソリューションを使う人が増加しつつあるため、エネルギーを多量に消費するデータセンターの数は急速に増えています。この流れを覆さなければ、データセンターが世界で使用する電力は2010年の1%から2030年には13%になるでしょう。他のIT製品同様、データセンター製品もまた健康や安全に対する懸念から人権侵害まで、サプライチェーン全体で人の健康に悪影響を及ぼします。

より持続可能な方法を推進するため、TCOデベロップメント(TCO Development)は現在データセンター製品の新基準を作成中で、これが2019年末に最新世代のIT製品向けグローバル持続可能性認証に追加されます。

「データセンター製品をTCO Certifiedに追加することで、より持続可能なソリューションを推進し、購入者が責任を持って選択できるようにします」と、TCO Certifiedを推進する組織、TCOデベロップメントCEOのソレン・エンホルム(Soren Enholm)は述べています。

TCO Certifiedは、25年以上にわたってIT製品の持続可能な開発を推し進めてきました。3年ごとに新世代が発売され、最新リリースは現在のところ最も意欲的な製品です。基準がサプライチェーンにおける責任と透明性を推進し、サーキュラーソリューションを可能にします。

より持続可能なIT製品とソリューションに対する組織の需要は高まっています。購入者のほとんどは、そのITブランドの言う持続可能性が実際に正しいかどうかを確認する必要があります。そこで、独立した第三者機関による認証が役立つわけです。

「12月からIT各社は新基準での認証を申請できるようになります。その結果、購買組織は環境的、社会的により持続可能であることを立証されたデータセンター製品にアクセスできるのです」と、エンホルムは結びました。

進捗状況はこちらでご覧ください:https://tcocertified.com/datacenter/

持続可能なIT製品を目指して

25年以上の経験を有するTCO Certifiedは、IT製品の持続可能性認証で世界をリードしています。当機関の総合基準は、製品ライフサイクルにおける社会的、環境的責任を促進するよう作られています。ディスプレイ、コンピューター、モバイル機器、などのカテゴリーがあり、順守状況は認証前および認証後に個別に確認します。

写真- https://mma.prnewswire.com/media/963725/TCO_Certified.jpg

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