北陸電力は29日、10月から消費税率が8%から10%に引き上げられることを受け、電気料金の約款の変更を経産相に届け出た。家庭用モデル世帯(30アンペア契約、月使用量260キロワット時)は現行より112円高い6790円となる。
一般家庭や商店などの低圧供給は消費税法の付則に基づく経過措置により、11月分(10月の検針日以降の使用分)から料金に反映される。
法人向けの高圧・特別高圧供給は10月1日以降の使用分から新料金となる。
消費税率の引き上げが反映されるのは、基本料金と電力量料金。再生可能エネルギー発電促進賦課金は含まない。