見た目マウンテン級! 高尾山から少し足を伸ばせば食べられる、ひんやりかき氷を求めて 登山者数世界一を誇る山・東京都の高尾山。ここに、なんとも"映え"なグルメがあるのをご存知ですか? 今回は、夏限定で食べられるグルメと登山コースをあわせて紹介します。初心者から上級者まで、色々なコース取りが出来るのも高尾山系の魅力。持ち物・服装なども紹介していますので、無理なく自身の体力で行けるコースでぜひ足を運んでみてください!

夏の登山のご褒美といえば・・・

(高尾山周辺の地図。地図向かって右側に今回目指すものが・・・)

年間登山者数世界一といわれる高尾山。関東圏の人々にとって、登山と聞けば最初に思い付く山かもしれませんね。実は、登山初心者やファミリーにも登られている懐の深い高尾山の少し先に、夏限定で何とも”映え”なグルメがあるのを知っていますか?

高尾山から少し先の、小仏城山を目指せ!

そのグルメとは、ズバリかき氷!しかもかなりのビッグサイズとのウワサが。高尾山から少し先の、小仏城山で食べられるようです。
今回はかき氷をめぐる3つのコースを、体力別に紹介します。今まで高尾山の山頂までで引き返していた人は要チェックです!

①【初級者向け】高尾山から1時間歩いて小仏城山へ!

京王線『高尾山口』駅からスタート。高尾山頂までの行き方は多岐に渡ります。コースだけでも1~6号路まであり、ケーブルカーやリフトを使って楽ちん登山もアリ。
ケーブルカーの到着駅(高尾山駅)から高尾山頂までは、舗装されたコンクリートの道。薬王院に立ち寄る1号路のコースタイムは約50分です。坂がきつい箇所があるけど、頑張って!
▼高尾山のコース詳細、服装や持ち物はこちら!

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高尾山頂からは約1時間ほど、整備された歩きやすい道を行きます。たどり着くと見えてくるのは・・・

登山者の疲れを癒す城山茶屋と、飛び込んでくる『メガ盛り かき氷』の文字! 夏場にはなんと嬉しいメニューでしょうか。写真を見るとなかなかのボリュームです。実際に頼んでみると・・・

「お待たせ!」と渡されたかき氷は、想像以上の高さ。まさしく山のようにうず高く積もった氷には何もかけられておらず、別添えでシロップがついてきます。これってつまり、かけ放題ってことですよね!?

(好きなだけブルーハワイをかけました)

この量なので、友達とシェアするのがオススメ。涼をとれたら、元来た道を戻るもよし、小仏峠を経て小仏バス停へ下るもよし(小仏城山からバス停まで約1時間)。

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②もうちょっと歩きたい…。なら景信山まで!

体力に余裕がある人は、さらにここから1時間歩くと景信山です。山頂は広々としており、ここからの眺めは最高! 奥多摩や丹沢の山々の雄大な景色を楽しむことができます。ここにも茶屋があり、なんと天ぷらを頂くこともできますよ!(土日限定)

高尾山頂から景信山までは約2時間。前項と同様、小仏バス停へ下山するのがおすすめです。(合計約4時間半)

③体力自慢さんむけ!こんななが~いコースも

高尾山から、神奈川県の陣馬山まで繋げる縦走コースも人気。ただしコースタイムは6時間半と長く、長時間相応の水分や食べ物を背負って歩ける健脚者向けです。

尾根道は「関東ふれあいの道」として整備されているので、道に迷うことなくスムーズに歩くことができます。

高尾山の標高599mに対し陣馬山は標高855m。山頂には名物の白馬の像がそびえ立ち、「かながわの景勝50選」にも数えられる見晴らしの良さと豊富な茶屋が出迎えてくれます(ここでも夏場はかき氷が食べられますよ!)。

下山したら食べたいグルメも忘れずに

今回の記事中での一番の目玉は、何と言ってもインパクト大なそびえ立つかき氷。しかし下山したら、疲れた体がガッツリごはんを求める人もいるのでは? そんな時おすすめしたいのが、京王線『高尾』駅徒歩すぐの『藤田』さん。なんとここでは、とっても珍しいうなぎの釜めしが頂けます。

(食べ方が書いてあるので安心)

ひつまぶしのように3回楽しめるうなぎの釜めし。季節によって提供メニューが変動します。この時は『うな釜 白』を頂きました。
下山後にするちょっとした贅沢は、休日をさらに豊かなものにしてくれることでしょう。

コースも自由自在。気軽に行ける高尾山でグルメ満喫登山はいかが?

今回紹介したかき氷は夏季限定! 登って汗をかいた後に食べるかき氷の見た目のインパクトは、仲間と話題になること間違いありません。
ぜひお天気を狙って、出かけてみてくださいね!

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