「我々にもうそをついた」 横浜市IR誘致で立民枝野氏

 立憲民主党の枝野幸男代表は30日の定例会見で、横浜市の林文子市長がカジノを含む統合型リゾート施設(IR)の誘致を表明したことを批判した。

 2017年の市長選で、当時民進党に所属していた一部の立民議員が林氏を支援していたことを問われ、「(林氏は)当時『白紙』で、県民の理解、合意を得なければ進めないという趣旨のことを言っていた。われわれにもうそをついたということで、神奈川県連は強く抗議をしていると承知している」と述べた。

 枝野氏は「カジノそのものは絶対反対」とした上で、「各自治体の問題なので、基本的には県連(の問題)」と説明。今後の対応については「県連の判断を待ちたい」とした。

 市長の表明を受け、同党県連は誘致に反対する声明を発表している。関係者によると、県連は9月13日に市内で反対集会を開く予定という。

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